公開初日は真夏日の午前中での上映にも関わらず、朝から列をなし客席は満員となった。上映後に行われた舞台挨拶には本作出演者より、竹内詩乃、瑚々、広橋佳苗、結城亜実の4名と、本作の監督を務めた勝又監督が登壇した。

本作は撮影より2年が経ち、彼女たちの成長について勝又監督は、「まずは、見た目が。」と冷静に一言。各々の身長の伸びにも触れ、「俺が小さくなっちゃったんで…。皆、大きくなって。」としみじみ答えた。話が撮影当時の事に移ると、竹内は事務所の先輩の花影香音がワークショップに来た時のことを思い出し、「初めて台本を読んで、すぐ(あかり役を)演じた時に私よりもはるかにできてて、それがすごい悔しかった。」と語った。瑚々は「結構、私は技術面で褒められたのを覚えています。」と得意顔。その後には「いやでも、当時の私は全然怠け者でしたから。」と謙遜も忘れなかった。広橋は「(ドキュメンタリーパートの後半で)本当に素の部分を出してしまった。」と照れ笑い。結城はドキュメンタリーパートにて、セリフを覚えて来なかったことで揉めてしまった事が印象に残っていると語った。そして結城は、「あの時は勇気を出せなかったけど、ちょっと主役をやってみたかった自分もいて。」と実は主役をやってみたいと思っていたことを告白。「でも、さつきでよかったなと今は思っています。」と最後には笑顔を見せた。そして公開を迎えた今年の夏のこれからの予定を聞かれると、竹内は舞台の稽古に、瑚々は2学期に向けての準備を、広橋は夢の国へ、結城は舞台が終わって落ち着いてから遊びを、とそれぞれのキャラクターが垣間見える夏の過ごし方を考えていた。話は作品の話へ戻り、大人になんかなりたくないという本作のテーマにかけ、”こんな大人にはなりたくない”という反面教師な大人像を発表することに。竹内は「大人の人は子供にはダメって言うことを、自分で堂々とやるじゃないですか。それが嫌なんです。」と自論を展開。広橋は「マナーの悪い大人が苦手ですね。」とバッサリ。結城は「周りの見えない人にはなりたくない」と自己中な大人を嫌った。最後に瑚々は、「自立してない、身体だけが大人の人」と回答し、会場の笑いを誘う。「この(4人の)意見を全部揃えた上での自立ですね。マナーを守れて、自分の生活もしっかりできてる人(になりたいです)。」と発言。「私は将来は親に頼らないで、この仕事で食べていけたらと思ってますんで。」と中学生らしからぬ発言も飛び出し、広橋から「めちゃくちゃ大人!」と笑顔で突っ込まれていた。

また、本作の音楽を担当した田中マコトも客席より登壇。本作の音楽について勝又監督は、「素晴らしいですね。毎回本当に(曲に対して)何も言うことがないので、(この場でも)特に言うことがないです。」と笑ってみせた。

最後の挨拶では、竹内は「この映画は私の初めての作品で心に残っているので、皆さんの思い出にも残ってくださったら良いなと思っています。ありがとうございました。」と女優らしく成長した語りで舞台挨拶を締めくくった。

 

 

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